ロシア語でしゃべる時間ですよ!::レッスン 09::シーン 01::文法解説
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文法の解説

再帰動詞

ロシア語では「ся」で終わる動詞のグループがあります。もともと、「-ся」とは「себя」(自分を)という代名詞の一部です。比較してみて下さい:

фотографировать себя = фотографироваться

одевать себя = одеваться

こういう動詞は再帰動詞と言います。変化する時に少し特殊な形になります。例えば、人称の語尾が語末ではなくて語幹と「-ся」の間に挟まれます。または「-ся」が語尾によって変化します:

 

「-ся」で終わる動詞はお互い行っている動作を表す時があります。その場合、「-ся」は目的語同士を指します:

 

 

 

ご注意!語幹の母音の一致と接尾辞の変化が他の動詞と変わらないです。

与格

間接目的語(相手)を表す与格について

話す時に相手が必要ですね。動作が向けられた人称が与格形になります。(どなたに?という疑問に応じています。)



相手をつとめている活動体名詞または不活動体名詞は動詞の次に置かれて与格形になります(3)。

ご注意!直接の目的語を指している名詞が動詞の次に置かれ対格形(4)になります。間接目的語を指している名詞が与格形(3)になります。

動作の状況を詳しく伝えたい時に不定詞が使われる場合があります。

1.手紙やメールの相手を示すのにも与格形が使われます。

2.歴史的な人物の名前が付けられた建物、銅像などについて話す時に人称を表す名詞が必ず与格形になります:

Памятник Пушкину

Памятник Чайковскому

Памятник Петру Первому

3.移動の目的は人間と会うことの場合も与格形の名詞+「K」という前置詞が使われます:

Марина сейчас едет в гости к Петру.

Вера вечером Иван пришел к Татьяне на день рожденья.

比較して下さい。

Идти, ехать (куда? – место – Винительный падеж) - в театр, на выставку, на работу

Идти, ехать (к кому? – человек – Дательный падеж) - к Маше, к Виктору, к родителям

前置詞を扱う移動の動詞について

もし、「ИДТИ́ / Е́ХАТЬ」という移動を表す動詞に前置詞を加えたら、使う前置詞によってニュアンスが生まれます。 頻繁に使われるのは移動の動詞+「ПО-」、「ПРИ-」、「 У-」です。

ご注意!「прийти́ / прие́хать」(やって来る)、 「по́йти / пое́хать」(行って来る)、「 уйти́ / уе́хать」(出ていく)という動詞は全て完了体です。

ПРИЙТИ, ПРИЕХАТЬ

移動している際、目標があってその目標に向かって移動して達成した場合(達成できなかった)、「ПРИ-」という前置詞が使われます。 「прийти́/прие́хать」(あるいて・乗って)やって来る)。この動詞も完了体動詞です。

Он пришёл на рабо́ту. = Он на рабо́те.

Он прие́хал в Москву́. = Он в Москве́.

「прийти́ / прие́хать」という動詞は「帰って来る」(верну́ться)という意味でも使われます。

私は昨日、ずっと出か掛けていて23時ぐらい家に帰ってきました。

この動詞の変化をご覧下さい:

ПОЙТИ, ПОЕХАТЬ

「ПОЙТИ́/ПОЕ́ХАТЬ」は 「ИДТИ́ /ЕХ́АТЬ 」という完了体動詞と「ПО-」という前置詞から形成されています。「идти́ / пойти́」と「 е́хать / пое́хать」を比べてみて下さい:

「ПО-」を扱う動詞は以下の場合、使われています:

1.行く(乗る)の可能性や欲求について話したいときに次の構文を使います。「できる/〜したい」 + 「行く/乗る」:

Я хочу́ пойти́ в кино́.

Я могу́ пое́хать в Петербу́рг че́рез неде́лю.

Вы хоти́те пойти́ на конце́рт за́втра?

Ты мо́жешь пое́хать на метро́?

2. 「ПО-」という前置詞は動きの始まりを表しているので、 前置詞が備わった「行く・乗る」はどちらかの方向で動き始めたことを意味します:

Она пошла в кино́.Он пое́хал в Ки́ев.

移動の順番について話す時にまた「-ПО」を扱う動詞を使ってそれぞれの移動の始まりを指します:

Вчера́ я снача́ла пошла́ в магази́н, пото́м пошла́ в кино́, пото́м пошла́ в парк, пото́м пое́хала к подру́ге.

– Каки́е у тебя́ пла́ны на за́втра?

– У́тром в пое́ду на ры́нок, пото́м пое́ду в магази́н, пото́м пойду́ в бассе́йн, а ве́чером пойду́ с дру́гом в рестора́н.

ご注意!ロシア語では過去に起きた出来事、現在起きている出来事、未来に起きる出来事、同じ出来事の場合も移動を表す動詞が3つあります:

Вчера́ А́нна ходи́ла в кино́. = А́нна была́ в кино́.

А́нна идёт в кино́ сейча́с. = А́нна сейча́с на пути́ в кино́.

А́нна пойдёт в кино́ за́втра.

去っていく、離れていく

出発時点を示したい時に「 У-」という前置詞が備わった動詞を使います。 または、出発する場所を示したい時に「– ИЗ」または「С」という前置詞が備わった生格形の名詞を使います。

アンドレイはモスクワから去っていった/モスクワを離れた=アンドレイはモスクワにいない。

ご注意!移動を表す動詞がいくつがありますが、どの動詞の場合も出発する場所が次の構文で表されて、「 ИЗ/С」(前置詞) + 生格 (2)、向かっている目標は以下の構文で表されます:「В/НА」(前置詞) + 対格 (4)。

Андре́й уе́хал / пое́хал / е́дет / прие́хал из Москвы в Петербург.

オリガは行ってしまった(帰った)/出かけた/移動している/仕事から(帰って来て)ディスコに来た。

「уйти/уехать」(去っていく・出ていく)という動詞の変化をご覧ださい:


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