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文法の解説

名詞

名詞の性別

ロシア語では名詞が3種類あります。女性名詞(彼女)、男性名詞(彼)、中性名詞です(これ)。殆どの場合、語尾を見たら名詞の性別が分かります。

男性名詞の語尾が以下のようです:

子音に終わる語尾です。паспорт, журнал, компьютер
「-Й」で終わる語尾です。музей
「-Ь」で終わる語尾です。словарь

女性名詞が以下の語尾のバリエーションあります:

「-A」で終わります。страна, газета, виза
「-Я」で終わります。фамилия
「-Ь」で終わる語尾です。площадь

中性名詞は以下の語尾があります:

「-O」で終わります。письмо, яблоко
「-E」で終わります。море, кафе

男性
ОН
女性
ОНА
中性
ОНО
паспорт
журнал
компьютер
музей
словарь
страна
газета
виза
фамилия
площадь
письмо
яблоко
море
кафе

名詞の数

Это студент. Это студенты.


Это газета. Это газеты.

ロシア語では名詞の複数形は以下のように作られます:

  • 男性名詞(単数)に次の語尾が加わります:
    • -Ы, -И:
      • документ – документы
      • журнал – журналы
  • 女性名詞の語尾が次のように変化します:
    • 「-А」は「-Ы」に変わります:
      • виза – визы
      • газета – газеты
    • 「-Я」は「-И」に変わります:
      • фамилия – фамилии
  • 中性名詞の語尾が次のように変化します:
    • 「-О」は「-А」に変わります:
      • письмо – письма
    • 「-Е」は「-Я」に変わります:
      • море – моря

「Я́БЛОКО」(りんご)という単語が例外です。複数形が「Я́БЛОКИ」になりますのでご注意下さい!

覚えて下さい! お金、眼鏡という単語は単独数がなく複数形のみになります。

単独形 複数形
ОН документ документы
журнал журналы
ОНА виза визы
газета газеты
фамилия фамилии
ОНО письмо письма
море моря
деньги
очки

人称代名詞

я мы
ты вы
он
она
оно
они

「彼・彼女」という代名詞は活動体名詞も不活動体名詞の代わりに使われますが、「これ」という中性の代名詞が不活動体名詞のみを指します。

КТО? ЧТО?
ОН Это турист. Он тут. Это паспорт. Он тут.
ОНА Это девушка. Она тут. Это виза. Она тут.
ОНО Это яблоко. Оно тут.

「ВЫ」(あなた)という代名詞が複数形のみになります。 相手が初対面の場合、年上の場合に使われます。



職業を表す女性名詞の作り方について。

職業を表す男性名詞から「-К-」という接尾辞を使ったら同じ職業を表す女性名詞を作ることができます。もちろん、その場合、語尾も女性名詞の語尾に変わります。

Это студент. Это студенка.
он она
студент студентка
журналист журналистка
турист туристка

例えば: 

      Он студент. – Она студентка.

      Он журналист. – Она журналистка. 

しかし、ロシア語では性別を問わず変化しない職業を指す名詞もあります。 例えば: 

     Он менеджер. – Она менеджер.

     Он инженер. – Она инженер.

     Он доктор. – Она доктор.

     Он музыкант. – Она музыкант. 
 

否定文について。

疑問詞を使わない文を否定したいとき、「HET」と「HE」という否定を表す単語を両方を使わなければなりません。まず、「HET」を言ってから否定する部分の前に直接「HE」を置きます。

例えば: ЭТО КЛЮЧ? НЕТ, ЭТО НЕ КЛЮЧ.

  • БАГАЖ ТУТ? НЕТ, БАГАЖ НЕ ТУТ.
  • ВЫ СТУДЕНТ? НЕТ, Я НЕ СТУДЕНТ.
  • ОНА МЕНЕДЖЕР? НЕТ, ОНА НЕ МЕНЕДЖЕР.

注意!

疑問文にはイントネーションがとても大事です。疑問文で一番強調したい所にアクセントを置いてイントネーションも上がり気味になります。

答える時に「HE」という否定助詞にアクセントを降らないで、否定する文と一つになって発音されます。

  • «не тут» - [ нитут]
  • «не она» - [ ниана]

疑問文の内容によって「HE」が前に置かれる品詞が変わります:

名詞の前:
Это стол? - Нет, не стол.
副詞の前:
Дом там? - Нет, не там.
動詞の前:
Ты знаешь? - Нет, не знаю.
形容詞の前:
Дом большой? – Нет, не большой.

代名詞m

  1. 物主代名詞が対応している名詞の性別・数に一致します。例えば、「 мой билет」( 僕のチケット:チケットは男性名詞)、「твоя виза」 (君のビザ:ビザが女性名詞)、「моё яблоко」 (私のりんご:りんごが中性名詞)、「ваши деньги」 (君たちのお金:お金は複数形名詞)などです。
  2. 「его, её, их」(彼の、彼女の、かれらの)という代名詞の形が変化しません。3人称代名詞の形が物の持ち主である主語の性別によります:
    • Это Антон. Он здесь. Это его билет, его виза, его фото, его деньги.
    • Это Анна. Она там. Это её билет, её виза, её фото, её деньги.
    • Это Антон и Анна. Это они. Это их журнал, их виза, их фото, их деньги.
  3. 物の持ち主が分かるために、物主代名詞に対して質問するとき、чей? чья? чьё? чьи?「どなたの?」(男性/女性/中性/複数の場合)という疑問詞が使われます。どれを選ぶかは代名詞が対応する名詞の性別・数によります:
    • Это Мария. Это билет. Это её билет. Чей это билет? (「チケット」は男性名詞なので「чей?」(どなたの)という疑問詞が使われています。).
    • Это Джон. Это виза. Это его виза. Чья это виза? (「ビザ」が女性名詞なので、「чья?」という疑問詞が使われます。).
    • Это Антон. Это яблоко. Это его яблоко. Чьё это яблоко? (「りんご」が中性名詞なので、 「чьё?という疑問詞が使われます。).
    • Это Анна и Джон. Это деньги. Это их деньги. Чьи это деньги? (「お金」は複数形名詞なので、「чьи?」という疑問詞が使われます。).

国籍の表現

ロシア語では国籍を表す特別な単語があります。その名詞の性別によって形が違います。または、複数にいる同じ国籍の人を指す場合、特別な複数形があります。

表をご覧になって下さい:男性名詞を作るのに一般的に「-ец」、「-ан+-ец」という接尾辞が使われます:канадец(カナダ人)、американец(アメリカ人)。時々、「анин」という接尾辞が使われます。例えば:англичанин(イギリス人)などです。ある名詞は特殊の接尾辞を使います: франц−уз(フランス人)、тур−ок(トルコ人)、грек(ギリシア人)。しかし、「русский (русская, русские)」(ロシア人)は例外です。それは名詞ではなくて形容詞です。

一般的に女性名詞は「-ка」または「-анка」、「-янка」で終わる場合が多いです(канадка:カナダ人女性、американка:アメリカ人女性、китаянка:中国人女性)。しかし、例外もあります。例えば、「француженка」(フランス人女性)。

名詞の複数形はルール通りに作られます。

男性名詞は「-ец」または「-анец」で終わる場合、 (канадец:カナダ人、американец:アメリカ人) 、複数形の語尾は「-цы」・「-анцы」に変わります。(канадцы:カナダ人達、американцы:アメリカ人達)。次の特殊なグループの名詞の複数形は一般的な複数形を作るルールに従って語尾に「-ы」または「-и」を加えることによって作られます。(французы、греки)。「турок」という特殊な名詞も「−и」を加えることによって複数形が作られます。турки(トルコ人達)。しかし、「−анин」という接尾辞でできている名詞の場合、複数形では語尾が「−ане」に変化します。англичанин(イギリス人・単数):англичане(イギリス人達・複数)。

もう気づいたかもしれませんが、ロシア語では国籍を表すのに名詞のいくつかの種類が使われています。特殊な形をしている名詞は暗記しなければいけません。

副詞

動作の状況や様子を伝えたい場合、副詞を使います。副詞はどの場合も変化しません。

動作が行われた場所を指したい時に「どこで?」という疑問に答える副詞を使います。

  • Номер справа.
  • Лифт там, слева.
  • Ресторан внизу.

動作が行われた時間を指したい時に「いつ?」という疑問に答える副詞を使います。

  • Завтрак утром, обед днём, ужин вечером.

動作が行われた時にどのような様子だったかを伝えたい場合、「どういう風に?」という質問に答える副詞を使います。

  • Летом жарко,зимой холодно.
  • Это хорошо.
  • В ресторане очень дорого.

副詞は様子や行動を表す動詞また形容詞と他の副詞と一緒に使われるのが多いです。以上の単語の前に置かれて様子・状況の過程の激しさを表しています。

「ЭТО」(これ)という単語を扱う構文にも副詞が使われています。

  • Сериалэто скучно!
  • Детективэто интересно.

身の回りの状況、様子を伝えたい時に主語の無い、副詞が備わった無人称文を使います。こういう文では必ず時間と場所を指示する副詞があります。普段、文の頭にどこでまたはいつ起きるという情報が来て、文の末にできごとの様子または特質についての情報が来ます。

他のヨーロッパ言語と違ってロシア語では身の回りの様子、状況を伝える時に現在で「である」という動詞が使われません。しかし、過去形と未来形の場合、「である」が使われます:

  • Сегодня жарко.
  • Вчера было жарко.
  • Завтра тоже будет жарко.

ご注意!一番大事な情報が必ず文の末に置かれます。比較してみて下さい:

  • Завтрак утром (не днём и не вечером).
  • Утром завтрак (не обед и не ужин).


複数形の名詞(続き)

「-г, -к, -х, -ж, -ш, -ч, -щ」という子音で終わる男性名詞、そして、「-га, -ка, -ха, -жа, -ша, -ча, -ща」という語尾のある女性名詞の場合、複数形が「И」を加えることによって作られます:

банк – банки
этаж - этажи
девушка – девушки
книга – книги.
 

複数形の作る際、特殊な形になる名詞があるのでご注意下さい。

брат – бра́тья             дом – дома́                 ребё́нок – де́ти
стул – сту́лья             город – города́           челове́к – лю́ди
друг – друзья́             адрес – адреса

「о, -а, -и, -у」で終わる外来語が複数形になっても変化しません。例えば: не меняют свою форму во множественном числе: такси(タクシー), метро(メトロ)、 пальто(コート)などです。

または、単数形が存在しない、複数形のみの名詞があります。例えば:джинсы(ジーンズ)、деньги(お金)、очки(眼鏡)、часы(腕時計)などです。

覚えて下さい! これは例外です。

ИМЯ ПРИЛАГАТЕЛЬНОЕ

Прилагательные – это слова, которые описывают предмет - называют свойства и качества предмета. Они отвечают на вопрос «какой?» (смотри ниже). Имя прилагательное всегда повторяет грамматическую форму существительного, которое оно описывает, то есть оно всегда стоит в том же роде, числе и падеже, что и существительное:

красивый дом
красивая девушка
красивое дерево
красивые цветы

Обратите внимание на окончания существительных и прилагательных в таблице:

Когда мы говорим об отличии твердого и мягкого типов склонения прилагательных в русском языке, мы имеем в виду, какой согласный - твердый или мягкий – стоит перед окончанием: новый – [в] твердый, окончание - ый, синий - [н’] – мягкий согласный. После него пишем окончание «ий».

Окончания твердого типа – но́вый, но́вая, но́вое, но́вые

Окончания мягкого типа – си́ний, си́няя, си́нее, си́ние.

Но важно помнить, что под ударением окончание твердого типа прилагательных мужского рода не «ЫЙ», а «ОЙ»: голубо́й, молодо́й и т.д.

Прилагательные с окончанием мягкого типа нужно запоминать, потому что так сложилось исторически в языке. Чаще всего это прилагательные, которые оканчиваются на -ний: си́ний, ле́тний, зи́мний, вчера́шний и т.д.

疑問詞:どんな(男、女、中、複)

人や物の性質に関する質問する場合、「どんな?」(男性、女性、中性、複数)という疑問詞が使用されます。疑問詞の形が主語の性別や数によります。そして、普段、文の頭に置かれます。主語は男性名詞の場合、「какой?」という疑問詞が使用されます。また、女性名詞の場合、「какая?」。そして、中性名詞の場合、 「какое?」という疑問詞が使われます。 「какие?」という疑問詞は複数名詞の場合利用されます。

この人はどんな人ですか?(人:男性名詞、どんな:疑問詞)

これはどんな魚ですか?(魚:女性名詞、どんな:疑問詞)

これはどんなビールですか?(ビール:中性名詞、どんな:疑問詞)

この子供達はどんな子供達ですか?(子供達:複数形名詞、どんな:疑問詞)

それに対して答える時に主語の性別と数によって変化した形容詞が使用されます。

これは美味しい魚です。

どんな(男、女、中性、複)という疑問詞は物の名前を尋ねる時に使えます。比較してみて下さい:

これはどんなビールですか?

これは冷たいビールです。

これは「バールティカ」というビールです。

動詞の格について

ロシア語において名詞は変化します。文章にどんな役割をするかということによって形が変わります。そういう変化は「格」と言います。合わせて、6つの格があります。各格には特定の疑問詞、語尾、役割があります。

格の種類:

主格は「どなた?」、「何?」という疑問詞に対応します。辞書に載っている名詞は主格形になっています。

前置格

物や人はどこにある・いるという質問に答えるには前置格の名詞を使わなければなりません。

場所が指示される場合、前置格の名詞がいつも「в」(〜に・〜の中に)と「на」(〜に・〜の上に)という前置詞と共に使用されます。もし、物が何かの中にある場合、「в」という前置詞が使われます:マフラーは鞄の中にあります;携帯電話は引き出しの奥にあります。写真は本の中に挟んであります。そして、物が表面にある場合,「на」が使用されます:マフラーは鞄の上に置いてあります;携帯電話が机の上に置いてあります;写真は本の上にあります。「в」(〜に・〜の中に)と「на」(〜に・〜の上に)という前置詞を使い分けるように注意を払って下さい。

Книги на полке.

Цветы в вазе.

前置詞「〜の中に」

  • 人物または物が建物の中にある場合、「в」という前置詞が使われるパターンが多いです:アントンは部屋にいます。イワンはレストランにいます。例外:郵便局、スタジウム、工場の場合、「на」が使用されます。
  • 国と都市のスケールの場合も、「в」が使用されます:アントンはアメリカにいます。イワンはサンクトペテルブルクにいます。
  • または、「公園」、「庭」、「森」の場合も「в」の方が使われます:私達は公園にいます。彼女は森にいます。

「и」(そして)、「на」(ここ:〜中)という前置詞

  • もし人は何らかの行事に参加している場合、かならず「на」という前置詞が使われます:アントンは授業中です。イワンはディスコで(踊り)中です。
  • 「外」、「通り」、「並木道」、「大通り」、「広場」という場所の場合、「на」という前置詞が適応されます。外にいて地面の上に立つような意味なので「на」が使われます:私は今外にいます。

前置格名詞の語尾について

  1. 子音で終わる主語の男性名詞に「−е」という語尾が加わります:

公園:公園にスーパー:スーパーに

または、男性名詞は「-ь」それとも「 й」で終わる場合、この子音が「 -е」に変身します:

美術館:美術館に辞書:辞書の中に

「−a」または「−я」で終わる女性名詞も「−e」に変化します:

モスクワ:モスクワに歌:歌の中に

  1. 「−o」で終わる中世名詞も「−e」に変化します:

手紙:手紙の中に

しかし、中性名詞は「−e」で終わる場合、語尾を変えず、前置詞が加わるのみです:

野原・畑:野原に海辺:海辺に

  1. 「-ь」で終わる女性名詞が前置格の場合、「−и」という語尾になります:

ノート:ノートの中に(男性名詞は−ьで終わる場合「и」という語尾に変わるので要注意!辞書:辞書の中に)。

  1. 「-ия」「-ие」で終わる女性名詞は前置格の場合、語尾が「ии」に変わります:

ロシア:ロシアにビル:ビルの中に。


ロシア語では特殊な名詞のグループがあります。それは前置格の場合、「-y」という特殊な語尾で終わる名詞です。こういう例外を覚えなければなりません!

動詞

ロシア語の全ての動詞は人称・数による変化します。変化する動詞の語尾は2通りあります。-ть, -ти, -чьなどに終わる動詞の不定形は変化しないので、辞書形になります。文の中で主語の人称と数によって動詞が変化します。「私」、「君」、「彼」、「彼女」、「これ」は単数です。「私達」、「君たち」、「彼ら達」は複数です。

私は知っている。彼らは知っている。君たち(あなた)は知っている。

三人称・単数形の動詞は活動体と不活動体の男性主語も女性主語も中性主語も同じ形していることに注意してください:アントンは働いています。スーパは営業しています。アンナは働いています。ラジオが動作していない。(ロシア語では以上の文には「働く」という動詞が通用しています)三人称・複数形の動詞にも活動体と不活動体の主語に関係あります。アントンとアンナは働いています。スーパー(複数)は全て営業しています。

動詞の人称形の語尾は動詞の変化の種類によります。第1変化または第2変化があります。不定形が-ить の語尾がある動詞は第2変化の動詞が殆どです:люб-ить, звон-ить。 それ以外の動詞は第1変化の動詞になります。例えば:зн-ать, гул-ять, отдохн-уть, им-етьなどです。しかし、例外のケースも沢山ありますので要注意です!

動詞の第1変化

現在形において人称動詞の第1変化させるには、

  • 不定形の語尾(最後の2文字)を消して下さい:
  •  
  • そして、その語幹に相応しい語尾を加えて下さい。単独形の第1人称、複数形の第3人称は、母音の後なら「ю」または「ют」という語尾になります(работА-ю, работА-ют)。子音の後なら、「у」という語尾になります(моГ-у)。

動詞の第2変化

動詞の第2変化の原則は第1変化の原則と同じですが、語尾が違います:

子音の「ч」と「ш」の後は「ю」、「я」という母音が絶対に書かないことにご注意下さい。そういう風に聞こえるにもかかわらず、その子音の次に来る場合「ю」ではなくて「у」を書いて、「я」ではなくて「а」 を書きます。

「ほしい、ほしがる」という動詞はどちらのグループの変化に当てはまらなくて例外です。この動詞の変化する形をしっかり覚える必要があります。語幹にある「т」と「ч」の交替に注意して下さい。

指示詞

いくつかの物の中で一つを選びたい場合、「この、これ、これら」という指示代名詞が主語の性別と数によって変化して使われます。主語は男性名詞の場合,「этот」という指示代名詞が使われます(этот дом:この家)。主語は女性名詞の場合、「эта」という指示代名詞が適用されます(эта комната:この部屋)。または中性の場合、「это」という指示代名詞が使われます(это окно:この窓)。そして、主語が複数の場合、複数形の「эти」という指示代名詞が使われます(эти часы:この時計)。こういう指示代名詞が物を指す時に使われます。そして、「どんな?」(女性、中性、複数)という疑問詞に対応しています。

  • – Какой телевизор недорогой и хороший?
  • – Этот. // Этот телевизор.
  •  
  • – Какая комната очень удобная?
  • – Эта комната.
  •  
  • – Какое кино очень интересное?
  • – Это американское кино.
  •  
  • – Какие вещи твои?
  • – Эти вещи мои.

「これは何ですか?」という質問に対して答える場合、「これ」という代名詞を使わなければなりません。この代名詞は名詞と性別的にも数的にも一致しません。

  • Это мой дом.
  • Это наша удобная квартира.
  • Это наше окно.
  • Это твои вещи?

また、「これ」を使った構文は完成した文章になっています。「この」を使った語結合の場合、指す物の情報を必要としています。完成する文章になるには述語が必要です。比較して下さい:

Что это?Какой? Какая? Какое? Какие?
Это дом.Этот дом…
Этот дом очень большой.
Мне нравится этот дом.
Это русский сувенир.–Какой сувенир очень красивый?
–Этот русский сувенир очень красивый.
Это книга.–Какая книга тебе нравится?
–Мне нравится эта книга.
Это пальто.–Какое пальто самое тёплое?
–Это красное пальто самое тёплое.
Это часы.–Какие часы очень хорошие
–Эти часы очень хорошие.

こういう文章の語順に注目下さい。

Это овощной салат.Э́тот салат овощной.
Это красная рыба.Э́та рыба красная.
Это дорогие закуски.Э́ти закуски дорогие.

与格

文章の中で与格は動作が向けられている間接的な目的語を表す場合が多いです。

  • Позвони мне!
  • Скажи мне!
  • Дай мне!

与格の代名詞と名詞は「誰に?何に?」という疑問詞に適応します。

私は〜気に入っている

ロシア語では目的語に対して自分の態度を表す時に「私は〜が好き/気に入ってます」/「私は〜好きじゃない/気に入ってない」という構文が使われます。この構文では合理的な主語が与格形の名詞(代名詞)で表されています。そして、目的語が主格の代名詞で表示されます。

こういう文の構造を見て下さい:

注意!動詞の形は主格の名詞によって変わります。

以下のように疑問形の文章を作ったり、その文章に答えたりします:

  • – Тебе́ нра́вятся блины́?
  • – Да. // Да, нра́вятся. // Да, мне нра́вятся блины́.
  • – Вам нра́вится омле́т?
  • – Нет. // Нет, не нра́вится. // Нет, мне не нра́вится омле́т.

何らかの動作に対して態度を表したい時に、「好き/気に入っています」という動詞の後で動作を指している不定詞を使わなければなりません:

  • Мне нра́вится чи́тать.
  • Тебе́ нра́вится обе́дать здесь?
  • Ему не нра́вится пить во́ду.

対格

対格形の主語をつとめる名詞(代名詞)が直接的な目的語を表しています。「読む」、「知る」、「分かる」、「愛する」という動詞の後で来る名詞(代名詞)が対各形じゃなければなりません。対格形の名詞(代名詞)が「何?」、「どなたを?」という疑問に答えます。

目的語が物(不活動体名詞)の場合、「что?」(なに?)という疑問詞が使われます。目的語が人間または動物の場合、「кого́?」(どなたを?)という疑問詞が使われます。

  • – Что ты хо́чешь?
  • – Я хочу́ сала́т.
  • – Кого́ ты зна́ешь?
  • – Я зна́ю А́нну.

不活動体男性名詞の対格形が中性名詞の主格形と同じです:

男性名詞:

中性名詞:

しかし、単数女性名詞の場合(不活動体も活動体も)、対格形になると変化します:

注意して下さい! 「-Ь」で終わる名詞は(男性名詞も女性名詞も)対格形になっても変化しません。

対格形の活動体名詞の変化についてレッスン5を参照して下さい。

対格形の人称代名詞は独特な形になります:

比較して下さい:

命令形

命令形はお願い、または命令を表すために使われます。

ロシア語では命令形は二つのパターンがあります。相手によって使う命令形が違います:

命令形の作り方

命令形は以下のように作ります:

覚えて下さい!

動詞の語幹は母音で終わる場合 (а, о, у, иなど)、 この語幹に「-Й-」という接尾辞が加わります。または語幹が子音で終わる場合(б, в, г, д, ж など)、「-И-」という接尾辞が加わります。

動詞の過去形。

ロシア語では全ての過去に行われた動作を表すのに過去形が使われます。

この兄さんは昔、ロシア語で話さなかったが、今話している

マーシャはお土産が買える所をもう教えてくれたでしょう。

動詞の語幹に過去形を表す接尾辞 と語尾(女性:「-a」、中性:「-o」、複数形:「-и」)を加えることによって動詞の過去形が作られます。

覚えて下さい!動詞の過去形の形はセットになっている名詞の性別と数によって変わります。

序数詞

第一位!

順序数詞は形容詞のように付いている名詞の性別・数・格によって変化します。

「ПОЭТОМУ」、「ПОТОМУ ЧТО」(ということで、なぜかというと)とう言い方を使う複雑文

причина Я люблю икру.

следствие Я ем икру

1.これは理由(原因)です。 2.それは結果です。
  
Я люблю икру, поэтому я ем икру.




1.これは結果です。 2.それは原因です。
  
Я ем икру, потому что я люблю икру.

Почему я часто ем икру? – Потому что я люблю её.

叙法詞:嬉しい、確信する、すべきだ、覚悟している/準備ができた、しなければいけない

話題の内容に関して自分の態度を表したい時に特定の単語、「嬉しい、確信する、すべきだ、覚悟している/準備ができた、しなければいけない」が使われます。

すべきだ、確信する、覚悟しているという単語は形容詞の略なので、名詞(代名詞)の性別・数によって変化します。

こういう文の構造を見て下さい:

例えば:

  • アントンはモスクワでアンナと会えて嬉しいです。
  • 女友達が家賃を払うはずです。
  • 学生達はテストを書く準備ができた。

しかし!

Я уверен, что видел этот фильм.

覚えて下さい!

  • Мне надо позвонить домой.
  • Тебе нужно заплатить за завтрак.
  • Вам нужно поменять деньги.

「言う」、「分かる」という動詞を使った文において「ロシア語で」という副詞の使い方

  • Мы хорошо говорим по-английски.
  • Друзья не пишут по-итальянски, но читают по-итальянски.
  • Иван неплохо понимает по-украински.

    活動体名詞の対格(単数)

    ロシア語では対格形の活動体男性名詞と不活動体男性名詞の形が違います。男性不活動体男性名詞の対格形が主格形と同じです。(レッスン4の文法解説を参照)

    しかし、活動対男性名詞が変化します:

    アントンとヴィクトルは友達です。アントンはヴィクトルのことを知っていて、ヴィクトルはアントンのことを知っている。

    ご注意!対格形の活動体女性名詞(単数)も不活動体女性名詞(単数)も同じ語尾で終わります:

    いつ?曜日

    比較して下さい:

    • Сегодня понедельник.
    • В понедельник я обычно работаю.
    • Во вторник, в среду, в четверг и в пятницу я тоже работаю.
    • Когда я отдыхаю? Я отдыхаю в субботу и в воскресенье.
    • Вокресенье было вчера. Вчера, в воскресенье, я отдыхал.

    考えている対象の伝え方について。

    「〜について」を扱う前置格

    ロシア語では考えている(現在、話している)話題の対象を意味する名詞が「−O」という前置詞とセットになって与格形にならなければいけません。普段、こういう名詞が「話す」、「思う/考える」、「語る」、「覚える」などの動詞の後で来ます。

    ジョンはスーツケースとマリヤについて考えています。

    ジョンはモスクワについて話しています。

    考えているまたは現在、話している話題の対象について聞きたい場合、その疑問文にも「-O」という前置詞が使われます。そして、「どなた?」または「なに?」という代名詞が前置格形で使われます:「どなたについて?」、「何について?」。

    比較して下さい:

    前置格形の人称代名詞は以下のような形をします:

    生格

    〜無いことを表す表現。「ない」を使う否定形の文の生格について。

    人の不在や物がその場に無いこと表すのに否定語「ない」と造格になっている無い物を表す名詞または代名詞を使います。



    У неё есть собака.У него нет собаки.

    単独名詞の造格形の作り方は以下のようです:

    否定形代名詞「никто-誰も」、「ничего-何も」も「никого」、 「ничего」という造格形があります。

    Это зал. Здесь никого́ нет.Это магазин. Здесь ничего́ нет.

    1.所属を表す(誰の)

    物の持ち主を指したい場合、(「どなたの?」という疑問に答える時)生格を使います。(2)

    Это Джон.

    Это его рюкзак.
    Чей это рюкзак?
    Это рюкзак Джона.

    Это его газета.
    Чья это газета?
    Это газета Джона.
      Это Мария.

    Это её багаж.
    Чей это багаж?
    Это багаж Марии.

    Это её визитка.
    Чья это визитка?
    Это визитка Марии.


    - Чей роман «Идиот»?
    - «Идиот» - роман Достоевского.

    2.修飾語(どんな?)

    「どんな?」という疑問に答えるのに生格が使われています。


    Это Пушкин, русский поэт.

    Это Музей Пушкина.
    (Какой это музей?)


    Какая это улица? – Это улица Чехова.
    Какой это театр? – Это Театр оперы и балета.

    3.部分と全体

    ある物の一部を指したい時に二つの名詞がを利用する構文を使います。一番目の名詞はその一部を指して、二番目の名詞が生格形になって全体を表します。例えば:

    Это центр города.

    Париж – столица Франции.
    Дай мне стакан воды!

    注意して下さい!
    この構文の格を変える時、変化するのは一番目の名詞のみです。二番目の名詞は生格のまま変化しないです。例えば:



    Вот центр Москвы. В центре Москвы находится Театр оперы и балета. В Театре оперы и балета работают известные артисты.

    数詞と生格

    決まった数字を言いたい場合、「数詞+名詞」という構文を使います。

    単数である物について話している場合、名詞が主格形になって数詞の形が名詞の性別によって変化します:


    один час
    одна минута
    одно такси

    物が複数である場合、数詞+単数または複数形の生格形の名詞を使います。表をご覧ください。

    числительное +существительные мужского рода:
    числительное + существительные женского рода:

    ご注意!名詞の形が最後に来る数詞によって変化します!

    20 (двадцать) рублей, долларов
    21 (двадцать один) рубль, доллар
    22 (двадцать два) рубля, доллара
    25 (двадцать пять) рублей, долларов
    30 (тридцать) минут
    31 (тридцать одна) минута
    32 (тридцать две) минуты
    35 (тридцать пять) минут

    「два」、「две」(二つ)という単語の違いに注意を払って下さい:

    два студента, два доллара (2 + существительные мужского рода)
    две студентки, две книги (2 + существительные женского рода)

    変化しない名詞が物を数える時も変化しません。(「名詞の複数形について。続」を参照)

    1 один евро, одно интервью, одно такси
    2 (два) евро, интервью, такси
    5 (пять) евро, интервью, такси

    「〜と言う」を使った複雑文

    物や人間の特徴について話したい時にまたは「どんな?」という疑問に答えたい時、「〜という」を利用する複雑文を作ります。

    Например:
    Это человек. Он меняет деньги.
    Какой это человек? – Это человек, который меняет деньги.
    Это девушка. Она работает в банке.
    Какая это девушка? – Это девушка, которая работает в банке.

    「〜という」が形容詞のように代わりになっている単語の性別・数によって変化します。

    человек – он – который
    девушка – она – которая
    люди – они – которые

    不活動体名詞の代わりに「〜という」を使っても同じように変化します:

    стол - он - который
    книга - она - которая
    дерево - оно - которое
    книги - они - которые

    覚えて下さい!

    「〜という」の形が従属文においての役割次第です。表をご覧下さい。「〜という」で始まる文が変化しないので、左のコラムに載っているどの本文とも組み合わせることが出来ます。







    「находиться(ある・いる)」という動詞を使って人や物の現在位置について伺う

    話し言葉では物や人の現在位置について話す時に簡単な構文を使います:

    Я в кино.

    Анна на работе.

    Книга на столе.

    しかし、内容を強調したい時に「находиться」(ある・いる)という動詞を使います。

    Президент сейчас нахо́дится в Италии.

    Красная площадь нахо́дится в Москве.

    Мы сейчас нахо́димся около здания университета.

    「находиться」を使った文章がより固いです。比較してみて下さい:

    Красная площадь – в центре Москвы. – キャジュアル形です。

    Красная площадь находится в центре Москвы. – フォーマル形です。

    находитьсяが再帰動詞です。その動詞の変化に注意を払って下さい:

    動作の可能・不可能性について言います。「してよい・いけない」

    1.ある動作の可能性について話す時に「してよい」・「いけない」という単語と動詞の不定詞を使います。

    Здесь мо́жно пла́вать, в бассе́йне есть вода́.Здесь нельзя́ пла́вать, в бассе́йне нет воды́.


    Здесь мо́жно войти́. Дверь откры́та.Здесь нельзя́ войти́. Дверь закры́та.


    2.動作が許可されたまたは禁止された時に同じ構文を使います。


    Здесь нельзя́ кури́ть.Там мо́жно кури́ть.




    3.もし、どなたが動作の許可・禁止されたかを言いたい場合、その人を指す与格形の名詞(代名詞)が加わります。

    У О́льги грипп. Ей нельзя́ есть моро́женое и ходи́ть на рабо́ту. Ей мо́жно сиде́ть до́ма и пить горя́чий чай.

    ご注意!こういう文章では主格形の名詞が使えません。動作の許可・禁止された人物を指す名詞が必ず与格形にならなければなりません!

    プラス評価の表現です。

    1.「なんて素敵なのアイデアです!」、「なんて美しい(所)!」という表現について。

    何かがとても気に入ったことを伝えたい時に特殊なイントネーション(ИК-5)を使った感嘆の文を作ります。こういう文章を言う時に普段より高い声で言います。

    似たようなイントネーションが特質が高い特徴を表す時に使います。そういう場合、声高さが先より少し低めになりますが。

    こういう文章が始まる言葉を見てみて下さい。一見、疑問詞に見えるんですが、こちらでは疑問詞ではなくて、喜び、感動などのプラス評価を表すために使われています。疑問の場合、違うイントネーションを使います。(ИК-2)

    2.「なんて素敵なのアイデアですね!」、「なんて美しい(所)ね!」という表現について。

    どなたかがした行為によって喜び、感動を感じたことを伝えたい時に、「так+副詞+動詞」という構文を使います。

    Ты так хорошо́ поёшь!
    Она так прекра́сно игра́ла!
    Мы так замеча́тельно отдохну́ли!

    物の特質に感動したことを伝えるときに「такой/такая/такое/такие」+形容詞という構文を使います。

    Тако́й интере́сный го́род!
    Така́я краси́вая де́вушка!
    Ты тако́й у́мный!
    Эта у́лица така́я дли́нная!

    ご注意!「как」、「какой」を使っても同じような意味の文章が作れますが、その場合、語順が変わりますのでご注意下さい。

    Как хорошо́ ты поёшь!
    Как хорошо́ она игра́ла!
    Как мы прекра́сно отдохну́ли!
    Како́й ты у́мный!
    Кака́я дли́нная улица!

    ロシア語では動作を表す動詞の種類がいくつかあって、動詞の数も多いですが、少しずつ紹介していきます。

    1.(歩いて)行くー(乗って)行く

    「Идти」は歩いて移動することを意味します。「ехать」は乗り物を使って移動することを指します。ご注意!両方とも不完了体動詞です!

          

    「ИДТИ」と「ЕХАТЬ」の使い分けについて。

    特定した時間に移動している場合:

    Она идёт сейчас в кино.Она едет на машине или на велосипеде?
          

    Вчера в пять часов мы ехали домой.

    В пятницу утром мы шли на стадион.



    特定した目的に対して移動する場合:

    идти на работу

    ехать в театр

    Чтобы обозначить цель, по направлению к которой совершается движение, нужно использовать существительное в винительном падеже (4) с предлогом в или на:

    Вы вечером идёте в театр или в ресторан? – Куда вы идёте?

    Игорь едет на работу или в бассейн? - Куда он едет?

    Она едет отдыхать в Италию летом. – Куда она едет?

    Они сейчас идут на работу. – Куда они сейчас едут?

    たまに「(歩いて)行く・(乗って)行く」を使って移動を表している場合、向かっている目的地などを指すのに「何かをする」という動詞の不定詞が使われています:

    Мы идём домой.

    ехать отдыхать

    そして、「あちらへ」、「こちらへ」、「家に」という副詞を使ってもよいです:

    Иди сюда!

    Мы идём домой.


    ご注意!目的地を示す時に使う格と副詞と方向を表すのに使う格、副詞の使い分けにご注意下さい。





    要求を表す表現について(〜必要という言葉を使う構文)。

    1.ロシア語では何かをしなければいけない時に以下のような構文を使うことをもう習いましたね:

    Мне нужно работать. Ивану надо идти сегодня в поликлинику.

    Марте нужно было вчера прочитать статью

    Студентам надо будет рассказать о себе на экзамене.

    ご注意! 「нужно/ надо(必要・しなければいけない)」という単語は副詞で、どの場合も変化しません。

    2.ある人物が何かが必要としていることを伝えたい場合、違う構文を使います。

    Мне нужна эта книга. Мне нужен директор.

    Нам нужно испанское посольство.

    Вам нужны новые учебники.

    ご注意!「нужен」(必要)という形容詞の略形が必要な物を指している名詞の性別・数によって変化します:

    машина – нужна

    билет - нужен

    объяснение - нужно

    деньги – нужны.

    人間の様子の表現

    ロシア語では人間の身体の様子と精神的な様子を表すのに「動詞+副詞」という無人称文の構文を使います。人称の代わりに使われている名詞(代名詞)が与格形になっています。

    Мальчику грустно одному.Друзьям в цирке весело.
    Людям было жарко.Ему было холодно.
    Вам будет там интересно!Без тебя ему будет грустно.

    ご注意!様子を表すとき、「である」は原型になっています。過去形では3人称の単数形、「(быть)-было」が使われて、未来形の場合、「である」の中性・単数形「будет」が使われています。

    「через」、「назад」(〜を経て・たって・過ぎて、前に)を使った表現

    動作が過去に特定した時間に起きたことを伝えたい場合、または近い未来に起きる場合、「〜過ぎて」、「〜前に」という前置詞を扱う構文を使います。例えば:

    Два дня назад Мария покупала на рынке фрукты и овощи.

    Через три часа у Марии дома будет вечеринка.

    注意!

    過去について話す時にまず、対格形の名詞を使って時間を言ってから「назад」(前に)を加えます:一分前に、二時間前に、一日前に、一週間前に、一年前に。

    未来について話す時に、まず「через」(を経て・過ぎて)を言ってから、特定した時間を言います(対格形の名詞・4):一分過ぎてから、一ヶ月過ぎて、一年過ぎて。

    行動への促進について(一緒にいきましょう)

    Если вы хотите предложить сделать что-то вместе вашему другу или друзьям, то нужно использовать такие две конструкции:

    1. 「давать」(と共に)の命令形(дава́й / дава́йте) +動作を表す不定詞: –

    Дава́й дружи́ть!
    Дава́йте игра́ть вме́сте!

    2. Императив от глагола давать – дава́й / дава́йте – плюс форма 1 лица множественного числа глагола, обозначающего действие. Обычно после дава́й / дава́йте используется форма глагола совершенного вида множественного числа первого лица

    Давай познакомимся!

    ХОДИТЬ-ЕЗДИТЬ

    ロシア語では移動を表す「идти-ехать」という不完了体動詞以外、移動を表す動詞のペアがもう一つあります:

    пешком – ходи́ть (как идти́)
    или на транспорте – е́здить (как е́хать):

            

    どれの動詞が相応しい?ИДТИ́ / Е́ХАТЬ または ХОДИ́ТЬ / Е́ЗДИТЬ?

    もう習っている通り、「идти-ехать」という動詞のペアは特定した時間に行われている動作(移動)を表しています:

    外での会話です。

    – Приве́т! Куда́ ты сейча́с идёшь?
    – Я иду́ в магази́н. А ты?
    – А я иду́ в библиоте́ку.

    Сего́дня у́тром я е́хал на рабо́ту на маши́не и до́лго стоя́л в про́бке.

    За́втра ве́чером я бу́ду е́хать в по́езде и смотре́ть в окно́.

    ご注意:「идти/ехать」を使う場合,往の道のみを指します:

    идти в магазин
    ехать на работу
    ехать в Москву
    идти в музей

    「идти-ехать」という動詞と違って、「ходить/ездить」という動詞はよく繰り返される(行われる)動作を表します:

    Я е́зжу на ра́боту на метро́ ка́ждый день. А ра́ньше я е́здил на работу́ на маши́не.
    Ка́ждые выходны́е мы с друзья́ми хо́дим в кино́.
    Ка́ждый день я ходи́л на рабо́ту пешком, когда́ рабо́тал на фи́рме в Петербурге.
    Мы регуля́рно е́здили на метро́, когда́ жи́ли в Росси́и.

    「ходить/ездить」という動詞は様々な様々な方向で移動する時に使われます:

    Андре́й лю́бит путеше́ствовать и ча́сто е́здит в ра́зные стра́ны.
    Ната́ша лю́бит вку́сную еду́ и ча́сто хо́дит в рестора́ны.

    比較して下さい。

    Сейчас я еду в Петербург. Я очень люблю ездить по России.
    Мы идём сейчас на выставку. В Москве мы каждую неделю ходим на выставки, в музеи или театры.

    覚えて下さい。

    ロシア語では「ходить / ездить(移動する)」の過去形は「быть(である)」の過去形を扱う構文と同じように使われます:

    私達はコンサートに行ってた。=私達はコンサート(が行われる所に)いた。私達はパリに行ってきた。=私達はパリにいた。

    ご注意下さい!場所を表すために「である」(быть)は 前置格形(6)になります。「どこにいる?」:職場にいる、事務室にいるなどです。「ходить / ездить」という動詞の後で方向を表すため(どこへ?・どこに?)に対格形が(4)使われます。 事務室に(乗って)行く、学校へ(歩いて)行くなどです。

    ПОЙТИ, ПОЕХАТЬ

    「ПОЙТИ́/ПОЕ́ХАТЬ」は 「ИДТИ́ /ЕХ́АТЬ 」という完了体動詞と「ПО-」という前置詞から形成されています。「идти́ / пойти́」と「 е́хать / пое́хать」を比べてみて下さい:

    「ПО-」を扱う動詞は以下の場合、使われています:

    1.行く(乗る)の可能性や欲求について話したいときに次の構文を使います。「できる/〜したい」 + 「行く/乗る」:

    Я хочу́ пойти́ в кино́.

    Я могу́ пое́хать в Петербу́рг че́рез неде́лю.

    Вы хоти́те пойти́ на конце́рт за́втра?

    Ты мо́жешь пое́хать на метро́?

    2. 「ПО-」という前置詞は動きの始まりを表しているので、 前置詞が備わった「行く・乗る」はどちらかの方向で動き始めたことを意味します:

    Она пошла в кино́.Он пое́хал в Ки́ев.

    移動の順番について話す時にまた「-ПО」を扱う動詞を使ってそれぞれの移動の始まりを指します:

    Вчера́ я снача́ла пошла́ в магази́н, пото́м пошла́ в кино́, пото́м пошла́ в парк, пото́м пое́хала к подру́ге.

    – Каки́е у тебя́ пла́ны на за́втра?

    – У́тром в пое́ду на ры́нок, пото́м пое́ду магази́н, пото́м пойду́ в бассе́йн, а ве́чером пойду́ с дру́гом в рестора́н.

    ご注意!ロシア語では過去に起きた出来事、現在起きている出来事、未来に起きる出来事、同じ出来事の場合も移動を表す動詞が3つあります:

    Вчера́ А́нна ходи́ла в кино́. = А́нна была́ в кино́.

    А́нна идёт в кино́ сейча́с. = А́нна сейча́с на пути́ в кино́.

    А́нна пойдёт в кино́ за́втра.

    Давай пойдём! Давай поедем!

    友達と一緒に何かをしたいことを提案するときに普段「〜しよう」「дава́й」(単数)または「дава́йте」(複数)という言葉が使われます:

    Дава́й пое́дем на метро́! Дава́йте пое́дем на метро!

    Давай ку́пим биле́ты на э́тот конце́рт! Дава́йте ку́пим биле́ты на э́тот конце́рт!

    動詞の種類について

    もう、既に気づいたかもしれませんが、ロシア語では動作を表す場合、綴りが極めて近いけれども、ちょっと違う綴りの動詞をよく使います。それは意味が同じのですが、ニュアンスがあります。

    Я писал письмо. Я написал письмо.
    Вы начинали смотреть фильм? Вы начали смотреть фильм?
    Друзья пили пиво. Друзья выпили пиво.


    では、どう違うのでしょう?不完了体と完了体の動詞のことです。また、それ以外特殊な動詞のグループもあります。

    ロシア語には完了体どうしと付完了体動詞がありますね。では、そこで二つの大事なポイントがあります。

    1. まず、両方のグループの特徴とは何でしょう?つまり、どうやって形で見分けることが出来るでしょう?
    2. そして、もう一つはどういう場面にどれを使えばいいかということです。使う動詞を選択する時にどんな原則がありますか?

    完了体と不完了体動詞の作り方

    基本的な動詞の形とは不完了体の動詞です。変化しないため、辞書形になっています。動作そのままを表しています。それから、この形に基づいて完了体の動詞が作られます。作り方はいくつかのパターンがあります。例えば:

    1. 接頭辞を使う
    2. 接尾辞を使う
    3. 別の単語を加えて使う

    完了体動詞と不完了体動詞の使い分けについて。

    繰り返される動作とその結果を表す完了体と不完了体動詞の使い方

    よく繰り返される動作を表したい場合、不完了体の動詞を使わなければなりません。また、決まった日時に起きた動作がありまして、その結果について話したい場合、完了体の動詞を使います。

    よく繰り返される動作について話す時に不完了体の動詞を使うだけではなくて、文にその動作がどれぐらいのペースで繰り返されるのが分かるのに以下の副詞がよく使われます:時々、よく、ずっと、昼間になどです。

    Ирина не любит готовить, она редко готовит.

    動作の連続を表す「毎〜」を使う熟語が(毎日、毎朝など)必ず対格の形にならなければなりません。

    Мы завтракаем каждый день утром в 8 часов.
    Родители звонят мне каждую неделю.

    昔、一度だけ起きた動作ですが、その動作が及ぼした結果が現在、話し手にとって大事な場合完了体の動詞を使います。

    Я купила вкусный торт – вот он, давай его съедим!
    Друзья посмотрели новый фильм вчера – фильм им очень понравился.

    比較して下さい:

    Марина обычно не покупает вещи в магазине, а покупает их на рынке. Но сегодня она увидела на рынке красивое пальто и шляпу и купила их.

    Игорь редко звонит мне домой так поздно, а вчера вечером он почему-то мне позвонил.

    「自分にの」という代名詞について

    物がどなたが所有するかを表したいとき、「私の、君の」などの物主代名詞を使うことを既に習っていますね。例えば:

    Это я. Этой мой дом.

    Вот мой друг. Мы давно знаем его жену.

    Здесь учатся студенты. Я покажу тебе их аудиторию.

    物主代名詞の他に文には主語の所有権を表すのに「自分の」という再帰物主代名詞を使います。

    「自分の」という再帰代名詞は普通の代名詞のように性別・格・数によって変化します。

    ご注意:代名詞は主格の名詞と共に使われる場合、物主代名詞のみが使われています。「私の」、「君の」、「君たちの」などです。再帰物主代名詞「自分の」は使いません。次の文章を見て下さい。

    これは私です。これは私の友達です。「友達」は主格の名詞の主語です。

    昨日、私達の友達が遊びに来てくれました。「友達」は主格の名詞の主語です。

    文の中で主語と所有者が一致している場合のみ「自分の」という再帰物主代名詞を使います。

    物主代名詞と再帰物主代名詞の使い分けに注目してみましょう。

    Это Ве́ра и её маши́на.
    Она е́здит на рабо́ту на свое́й маши́не.
    Это Кири́лл и его́ маши́на.
    Он е́здит на рабо́ту на свое́й маши́не.

    動詞の種類(続き)

    動作の事実と過程を表す不完了体動詞の使い方。

    動作が続いていた時長さについて話したい時にいつも不完了体動詞とその長さを表している単語(ずっと、ひばらく、5分間、1年間など)を使います。そういう時間を指している熟語が必ず対格じゃなければいけません。

    Вчера я работал весь вечер.
    Ты говоришь по телефону два часа!

    動作自身を指したい、本当にあったかどうかを確かめたいときも不完了体動詞を使わなければなりません。

    – Марта читала русскую литературу?

    – Да, Марта читала романы Льва Толстого. (Ответ положительный, данное действие было).

    Мы вчера вечером смотрели телевизор. (Здесь важно только назвать действие, дополнительная информация – какую программу смотрели, сколько времени – не важна).

    比較して下さい:
    – Вы смотрели новый фильм Феллини?
    – Да, смотрели.
    – Вы посмотрели новый фильм Феллини, фильм вам понравился?
    – Да, мы посмотрели вчера этот фильм. Это прекрасный фильм!

    いつ(どんな月に)?

    出来事が何月に起きた(また起きる)のを伝えたいとき、「в」という前置を備えた前置格形(6)の名詞を使います。

    完了体動詞と不完了体動詞の未来形

    ロシア語では動詞の未来形が二つのパターンがあります。完了体動詞専用、いわゆる「単純未来」と不完了体動詞が使う「複雑未来」です。違いは現在形と過去形のと同じです。比較してみて下さい:

    Я бу́ду чита́ть журна́л ещё час. 私は後一時間、雑誌を読む。不完了体動詞の «читать»が使われています。なぜなら、動作の過程について伝えなければなりません。Я прочита́ю журна́л и дам его́ тебе́. 私は雑誌を読んだら君にあげる。 完了体動詞の «прочитать»が使われています。なぜなら、動作の結果を伝えなければなりません。

    不完了体動詞の未来形は(複雑未来)「である」という動詞の未来形(人称と数によって変化する)と本動詞の不定詞から形成されています。

    быть+инфинитив

    я бу́ду чита́ть
    ты бу́дешь чита́ть
    он бу́дет чита́ть
    мы бу́дем чита́ть
    вы бу́дете чита́ть
    они бу́дут чита́ть

    完了体動詞の未来形(単純未来)を作るのはとても簡単です。不完了体動詞の現在形と同じく語幹に人称語尾を加えるだけです。完了体動詞は、人称と数によって変化します。

    чита́ю (НСВ, наст.вр.) – прочита́ю (СВ, буд.вр.), прочитаешь, прочитает….
    пишу́ (НСВ, наст.вр.) – напишу́ (СВ, буд.вр.), напишешь, напишет…
    иду́ (НСВ, наст.вр.) – приду́ (СВ, буд.вр.), придёшь, придёт….

    どちらの未来形を選択する時に(不完了体動詞・完了対動詞)どういう動作を表したいかを考えて下さい。不完了体

    単純未来形は一度だけ行われた動作または未来においてその動作の結果を指すのに使います:

    完了体動詞と不完了体動詞の変化を比較して下さい:

    再帰動詞

    ロシア語では「ся」で終わる動詞のグループがあります。もともと、「-ся」とは「себя」(自分を)という代名詞の一部です。比較してみて下さい:

    фотографировать себя = фотографироваться

    одевать себя = одеваться

    こういう動詞は再帰動詞と言います。変化する時に少し特殊な形になります。例えば、人称の語尾が語末ではなくて語幹と「-ся」の間に挟まれます。または「-ся」が語尾によって変化します:

     

    「-ся」で終わる動詞はお互い行っている動作を表す時があります。その場合、「-ся」は目的語同士を指します:

     

     

     

    ご注意!語幹の母音の一致と接尾辞の変化が他の動詞と変わらないです。

    与格

    間接目的語(相手)を表す与格について

    話す時に相手が必要ですね。動作が向けられた人称が与格形になります。(どなたに?という疑問に応じています。)



    相手をつとめている活動体名詞または不活動体名詞は動詞の次に置かれて与格形になります(3)。

    ご注意!直接の目的語を指している名詞が動詞の次に置かれ対格形(4)になります。間接目的語を指している名詞が与格形(3)になります。

    動作の状況を詳しく伝えたい時に不定詞が使われる場合があります。

    1.手紙やメールの相手を示すのにも与格形が使われます。

    2.歴史的な人物の名前が付けられた建物、銅像などについて話す時に人称を表す名詞が必ず与格形になります:

    Памятник Пушкину

    Памятник Чайковскому

    Памятник Петру Первому

    3.移動の目的は人間と会うことの場合も与格形の名詞+「K」という前置詞が使われます:

    Марина сейчас едет в гости к Петру.

    Вера вечером Иван пришел к Татьяне на день рожденья.

    比較して下さい。

    Идти, ехать (куда? – место – Винительный падеж) - в театр, на выставку, на работу

    Идти, ехать (к кому? – человек – Дательный падеж) - к Маше, к Виктору, к родителям

    前置詞を扱う移動の動詞について

    もし、「ИДТИ́ / Е́ХАТЬ」という移動を表す動詞に前置詞を加えたら、使う前置詞によってニュアンスが生まれます。 頻繁に使われるのは移動の動詞+「ПО-」、「ПРИ-」、「 У-」です。

    ご注意!「прийти́ / прие́хать」(やって来る)、 「по́йти / пое́хать」(行って来る)、「 уйти́ / уе́хать」(出ていく)という動詞は全て完了体です。

    ПРИЙТИ, ПРИЕХАТЬ

    移動している際、目標があってその目標に向かって移動して達成した場合(達成できなかった)、「ПРИ-」という前置詞が使われます。 「прийти́/прие́хать」(あるいて・乗って)やって来る)。この動詞も完了体動詞です。

    Он пришёл на рабо́ту. = Он на рабо́те.

    Он прие́хал в Москву́. = Он в Москве́.

    「прийти́ / прие́хать」という動詞は「帰って来る」(верну́ться)という意味でも使われます。

    私は昨日、ずっと出か掛けていて23時ぐらい家に帰ってきました。

    この動詞の変化をご覧下さい:

    ПОЙТИ, ПОЕХАТЬ

    「ПОЙТИ́/ПОЕ́ХАТЬ」は 「ИДТИ́ /ЕХ́АТЬ 」という完了体動詞と「ПО-」という前置詞から形成されています。「идти́ / пойти́」と「 е́хать / пое́хать」を比べてみて下さい:

    「ПО-」を扱う動詞は以下の場合、使われています:

    1.行く(乗る)の可能性や欲求について話したいときに次の構文を使います。「できる/〜したい」 + 「行く/乗る」:

    Я хочу́ пойти́ в кино́.

    Я могу́ пое́хать в Петербу́рг че́рез неде́лю.

    Вы хоти́те пойти́ на конце́рт за́втра?

    Ты мо́жешь пое́хать на метро́?

    2. 「ПО-」という前置詞は動きの始まりを表しているので、 前置詞が備わった「行く・乗る」はどちらかの方向で動き始めたことを意味します:

    Она пошла в кино́.Он пое́хал в Ки́ев.

    移動の順番について話す時にまた「-ПО」を扱う動詞を使ってそれぞれの移動の始まりを指します:

    Вчера́ я снача́ла пошла́ в магази́н, пото́м пошла́ в кино́, пото́м пошла́ в парк, пото́м пое́хала к подру́ге.

    – Каки́е у тебя́ пла́ны на за́втра?

    – У́тром в пое́ду на ры́нок, пото́м пое́ду в магази́н, пото́м пойду́ в бассе́йн, а ве́чером пойду́ с дру́гом в рестора́н.

    ご注意!ロシア語では過去に起きた出来事、現在起きている出来事、未来に起きる出来事、同じ出来事の場合も移動を表す動詞が3つあります:

    Вчера́ А́нна ходи́ла в кино́. = А́нна была́ в кино́.

    А́нна идёт в кино́ сейча́с. = А́нна сейча́с на пути́ в кино́.

    А́нна пойдёт в кино́ за́втра.

    去っていく、離れていく

    出発時点を示したい時に「 У-」という前置詞が備わった動詞を使います。 または、出発する場所を示したい時に「– ИЗ」または「С」という前置詞が備わった生格形の名詞を使います。

    アンドレイはモスクワから去っていった/モスクワを離れた=アンドレイはモスクワにいない。

    ご注意!移動を表す動詞がいくつがありますが、どの動詞の場合も出発する場所が次の構文で表されて、「 ИЗ/С」(前置詞) + 生格 (2)、向かっている目標は以下の構文で表されます:「В/НА」(前置詞) + 対格 (4)。

    Андре́й уе́хал / пое́хал / е́дет / прие́хал из Москвы в Петербург.

    オリガは行ってしまった(帰った)/出かけた/移動している/仕事から(帰って来て)ディスコに来た。

    「уйти/уехать」(去っていく・出ていく)という動詞の変化をご覧ださい:

    造格

    造格が表している意味:

    1.共存の意味

    二人の人間が協力しあって一つのことに取り組んでいる場合、造格+「С」という前置詞を使います。

    例えば:
    – Тимур, с кем ты вчера играл в футбол?
    – Я играл с Иваном, с Андреем, с Сергеем, с Виктором.
    – С кем Маша ходила в кино?
    – Маша ходила в кино с подругой Леной.

    Анна с Антоном и Петей завтра поедут в Петербург. = Анна, Антон и Петя поедут в Петербург.



    2.修飾語の意味

    詳しく物の特徴について説明したい時に「С」という前置詞が備わった造格形を使います。

    例えば:
    Вот бутерброд с сыром, а вот бутерброд с колбасой.
    (Какой бутерброд? С чем бутерброд?)

    Вот человек с газетой. (Какой человек?)

    - Какую воду вы будете пить?
    - Я буду пить воду с газом.

    А вот и плов с мясом!

    造形の作り方

    人称代名詞の造格:

    名詞の造格:

    年齢を表す表現。

    人の年齢について話すとき、その人物を指す名詞が与格形になります。

    Это Иван. Ивану сейчас 16 лет.

    Это Ирина. Ей сейчас 10 лет.

    Сколько лет Марине Николаевне? Марине Николаевне 48 лет.

    再帰動詞(完)

    ロシア語では再帰動詞がいくつかの種類があります。第1グループの再帰動詞は自分に対して行う動作を表します(服を着る、顔を洗う)。第2グループの動詞は複数の人間がお互いに対して動作を表します(ハグする、握手する)。最後のグループの動詞は再帰の動作を表さないが、必ず「-ся」で終わります。この例外のグループの動詞を覚えなければなりません。以下のようです:





    造格

    造格の意味(続き)

    3.職業や専門分野を指す造格

    人の職業を表現したい場合、名詞だけを使って答えられます:

    Виктор инженер. Мария журналистка.

    しかし、もっと詳しく話したい場合、動詞を使います。普段、職業について話す場合、「働く」、「〜である」、「〜になる」という動詞をよく使います。こういう動詞の次に来る名詞を造格ではないと駄目です。

    Инна работает менеджером.

    注意して下さい!

    「である」という動詞:ロシア語の現在形で「である」という動詞が抜けることを忘れていませんか?

    Катя не хочет быть врачом, она хочет быть журналисткой.

    Иван был студентом, а сейчас он банкир, работает в банке.

    Николай сейчас еще студент, но после института он будет инженером.

    СТАТЬ

    Они стали политиками.
    Татьяна стала музыкантом.
    Сергей станет бизнесменом.
    Мы станем друзьями.

    造格

    造格の意味(続き)

    4.目的語の役割を果たす造格

    人の趣味や職業について話したい時に「なさる」、「興味がある」、「夢中になる」という再帰動詞をよく使います。その興味のあることを表す名詞が必ず造格じゃないといけません。また前置詞が加わらないです。

    ЗАНИМАТЬСЯ (чем?) спортом, иностранным языком, наукой, бизнесом

    Я люблю зимой заниматься спортом.

    ИНТЕРЕСОВАТЬСЯ (чем?) искусством, музыкой, театром…

    Марина музыкант. Она всегда интересовалась музыкой.

    Иван бизнесмен. Он занимается бизнесом всегда.

    Когда у неё есть свободное время, она катается на коньках.

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