ロシア語でしゃべる時間ですよ!::レッスン 02::国・文化情報
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知らない人に対する呼び方:「お兄さん!」、「お姉さん!」という呼び方について

Человек

現代のロシア語では知らない人に対する呼び方の言葉があまりないのは特徴的です。

1917年の革命までに、こういう言葉がちゃんとありました。革命の影響でロシアの生活スタイルだけではなくてロシア語も変化を受けました。1917年以降は幅広く男女を問わず、「タヴァーリッシ」(仲間、同僚)という言葉が使われるようになりました。公式な場では「グラージダニーン」(市民、国民)という言葉が使用されました。

ソ連の崩壊と共に「タヴァーリッシ」という呼び方も去ってきましたが、代わりの言い方が現れなかったです。空いているポストは、「若きお兄さん!」と「若きお姉さん!」という呼び方に占められました。もし、外で知らない人に何かを尋ねたいことがあれば、相手が男の人の場合、ロシア語で「若きお兄さん!」と声をかけて下さい。しかも、相手が60過ぎの人でもこの言葉が使えますのでご安心下さい。女性相手の場合も同じです。この言葉の直訳を気にせずに使って下さい。

モスクワの天気について

Погода

ロシアはとても広い国ですので気候も様々なパターンがあります。ロシアに行ったことのない外国人はロシア全国の冬が厳しくて雪に覆われていると考えているようですが、それは間違っています。ヨーロッパ辺りのロシアでは冬でも雪があまり降らず、それほど寒くないです。最近雪が少なくなってきたことが地球温暖化の影響もあると考えられています。比較的に大都市に比べたら小さな街の方が雪がよく降っているようです。

冬は早めに訪れることがあります。11月の半ばごろから雪が降り始めて平均気温は氷点下4〜2度です。しかし、雪が降っているにもかかわらず積もらないです。12月、1月は気温は氷点下10〜15度まで下がって雪が積もります。時々積もりすぎた雪が車移動を大変不便になってしまいます。

11月と12月は年に一番暗い月です。明るい時間帯は8時半から16時までくらいです。お日様が見える晴れた日が少なくて、ずっと薄暗い天気の日が続いています。以上の理由でそういう時期にいわゆる「秋の憂鬱」を煩っている人が少なくありません。

2月はよく雪が降っていますが、お日様がが見える日が多くて最高の冬期の月です。3月になっても冬が終わらないです。雪が降ったり、気温が氷点下2度〜5度までしか上がりません。春らしい季節は4月の半ばから訪れます。

国籍についての問題?おかしい...

Паспорт

ロシアでは、あなたは何者ですか?という質問に対して国籍を言う返事をするのを耳にしたことあるでしょう。「私はロシア人です」、「私はウクライナ人です」などです。ロシアでは国籍とは民族と問わず、アメリカ人なら、アメリカからいらした方、イタリア人の場合、イタリアからいらした方と言う風にその国に属しているということを表しています。

最近、進んでいるグローバル化によって同じ国に色んな民族の住民がが多くいます。しかし、ロシア語はそういう変化にいまだ応じていないです。もし、「あなたの国籍・民族は?」と聞かれたら気にしないで下さい。どこから来ましたかという意味ですから。

ところで、ロシアは多民族の国であって、色んな民族または少数民族の人々が大勢暮らしています。しかし、外国へ行く時に自動的に「ロシア人」になります。なぜなら、「ロシア人」というのは民族ではなく国籍を指している言葉で「ロシアから来ている人」という扱い方になります。


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